ゼルダ BOW の歩き方

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』は完成度が高いため、攻略サイトをみながらプレイしても楽しい。ついては、忙しい社会人に向けて「私がプレイ開始時に知っておきたかったこと」を書き下しておく。

## 対象読者

次のような要件をお持ちの読者を想定している。

  • 一通りプレイして、ラスボスは倒したい
  • 完成度を堪能したいが、時間は節約したい(40〜50時間程度)
  • 世界観を壊すような深刻なバグを利用することは避けたい

## 重要情報

ここでは序盤から終盤まで、終始大切な情報を紹介する。以降、ネタバレありなのであしからず。

  • オープンワールドであるため全体マップは非常に重宝する。常にブラウザのタブで開いておきたい。
  • 防具は「ハイリアシリーズ」のフードとズボンを育てる。本作ではマスターソードを除き、武器は使い捨てである。その分、壊れてなくなってしまわない防具は頼りになる。ハイリアシリーズは最も低廉な装備だが、その分強化に必要な素材が集めやすい。胴体の「英傑の服」と組み合わせて使えば、終盤まで十分な強さである。
  • 塔の見つけ方やボス戦はあらかじめ検索して戦略を立てておく。祠のクリアの仕方も検索する。分かっていてもなかなかできないこともあって程よい難易度で楽しめる。
  • 強化イベントは、「ハート」を優先する。マスターソード入手に13個必要なため。がんばりゲージは、山登り中や滑空中、馬の手なずけ中でも、料理を食べればカバーできる。


本作は Switch 版の場合、コントローラを本体から外してプレイすることが推奨されている。しかし、本体に付けていてやりにくい操作といえば弓矢の照準くらい。そもそも Wii U 版はジャイロがないのでなくてもプレイは可能。

## 中盤以降に役立つ情報

中盤とは、「英傑の服」を手に入れてから神獣を4体全てを倒すころまでを指す。

  • 料理の素材は、マックスドリアンとガンバリマスを定期的に集めておこう。時短には攻撃力を上げるツルギバナナをおすすめしたい。
  • ルピー集めは「希少イワロック」か「フロドラ金策」で行う。装備には金を惜しまず、資本力で解決していこう。
  • 木の矢集めは「カメラを操作して下を見ていると馬上からの弓矢が当たらない」挙動を利用して集める(バグっぽいので将来バージョンで修正される可能性あり)。一定数で拾えなくなるが、セーブしてロードすることで再び拾えるようになる。不自然な挙動を利用するのが嫌なひとには非推奨。ただ、矢は進行上必要なことが多く、効率よく集める方法がないので必要悪として妥協したいところ。
  • 木の矢以外の、特殊な弓矢は「ゲルドの街」でまとめ売りされていて割安で入手できる。
  • 本作は「山登りゲーム」として名高い。楽しみを最大化するためにも、ぜひ「クライムシリーズ」は手に入れておきたい。基本的に、目的地への移動は山を登ってそこから滑空すると敵に遭遇せずに済むのでおすすめ。最短でワープポイントを確保してからじっくり探索を楽しもう。
  • マスターソードはボスやガーディアンなどの古代兵器系の敵には攻撃力が60まで上昇する。ハートが13個たまり次第、コログの森に向かおう。それまでは面倒くさくても祠は小まめにクリアしておくこと。
  • 敵キャラはハテノ研究所でビタロックを強化しておけば動きを止められるようになる。この強化のためにも古代パーツは集めておきたい。特に祠チャレンジの「小型ガーディアン戦」で重宝する。強敵である「ガーディアン」や「ライネル」にも有効。
  • 鉄の箱は武器である。特にヒノックスは高いところからマグネキャッチで鉄の箱を吊り上げてあたまに当て続けるとずっとひるんでいてくれるので楽に倒せる。なお、鉄の箱はガーディアンのアミーボを使えば任意の場所で召喚できる。
  • 火炎剣ファイアロッドは点火剤にもなるし、装備しておけば寒さしのぎにも役立つ。ちなみに、薪の束を4つ同時に燃やすと上昇気流が発生するので山登りの難所に活かそう。
  • 本作の厄介な自然現象として雷がある。本稿の著者は知らなかったが、雷はラバースーツで防げるとのこと。雷鳴の兜を入手するのは中盤でも最後の方になりがちなのでそれまでは重宝するはず。

ガイドは以上である。

写真はガーディアンのアミーボ。所定の方法でNFCを読み込めば鉄の棒に入った古代パーツなどが手に入る。


## 本作の完成度の高さについて

最後に本作の魅力にもふれておこう。

  • 本作「ゼルダの伝説 BOW」はただオープンワールドであるだけでなく、自由度が高い。進行の制限といえば序盤のパラセール入手までで、これはシーカーストーンの能力解放などまさに「大切なもの」を手に入れておくために必要な措置で、逆にいえば必須なアイテムはそこまでですべて手に入るように設計されている。
  • ちなみに短時間でのクリアを目指す RTA でもパラセール入手後にラスボス戦へと向かう。驚くべきことにラスボスを倒すだけであれば1時間未満で完了してしまう。
  • 象徴的には、神獣の倒す順番も自由である。これによって「どの順番で神獣を倒したか」をプレイヤー同士が語り合う文化が生まれている。自由度の高さが土壌となって、ゲームに奥深さがもたらされている好例といえる。ちなみに、本稿の筆者は「水→空→火→雷」の順でクリアした。
  • プレイ中、いつでも一時停止できる。このやさしさがプレイヤーのすそ野を広げることに貢献しているに違いない。
  • 筆者はゼルダシリーズへは初参入だったが、置いてけぼりになって困るようなことはなかった。ゼルダシリーズは毎作、新システムを採用しており新参者のハンディキャップは少なめといってよいだろう。
  • 祠チャレンジなどの謎解きも解法が複数通りあるなど、なんと完成度の高いゲームだろうかと何度も驚かされた。間違いなく売価の7千円の元はとれるゲームである。

それでは、本稿が素敵なゲーム体験の一助となればさいわいである。

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