無料から始めるスマート留守電

昨夜、TLで「スマート留守電」なるサービスがあることを知った。私が契約しているIIJでもスマート留守電は提供しているようだが、一年換算で税抜き3,480円と絶妙にDIY精神をくすぐられる価格設定となっている。

Answering machine

スマート留守電がそもそも何なのかというと、留守電が入ったあとに録音内容が文字起こしされて届くサービスである。

下掲のスクリーンショットをみてみてほしい。赤線部分が文字起こし部分で、わざわざ音声ファイルの内容を確認しなくて済むことがみてとれるだろう。

たまたま着想したアプローチと、メインで利用しているIP電話サービスとの相性がよかったこともあるが、このスマート留守電を数時間ほどの作業で自作できてしまった。

ソースコードは ymkjp/transcriptor にて公開しているので気になる方は試してみてほしい。恐らく1番大きなハードルは、利用している電話業者にwavファイルをメールに添付してくれるオプションがあるかどうかだ。

動作確認した電話サービスは次の2つ。

私が個人で利用しているのは Fusion IP-Phone SMART のほうで、設定ページから上掲のスクリーンショットのように「録音データファイルの添付」を有効化しておけばwavファイルが届くようになる。

これを機に、格安SIM (MVNO) を契約しているひとはIP電話で 050 番号の運用も検討してみてはいかがだろうか。別に回し者ではないが、利点をいくつかあげておく。

  • 月額基本料なし
  • 通話料がケータイより安い
  • 電話番号が2つあるとなにかと便利

留守電という20世紀のテクノロジーに改善を加えるのは楽しかった。それでは!

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