賃貸管理士の講習レポート

平日に休みを取って賃貸管理士の講習を受けてきたので紹介してみる。

Property

賃貸管理士とは

資格の正式名称は「賃貸不動産経営管理士」で、英語の property manager を指す。民間資格ではあるが、国交省による「賃貸住宅管理業者登録制度」(2016年に公布の告示)で裏付けがあるため、公的な性格が強い。将来的に根拠法が制定され、独占業務をともなう国家資格になると噂されている。

受験にあたって特に要件はない。なお、宅建士として登録済みの人だけが合格後に貸管理士として登録できる。ただし、登録しなかったからといって合格実績がなくなることはないので安心してほしい。ちなみに私は実務経験がまったくない素人で、宅建も今年受験予定である。

意外と熱心な講義

講義については、前述の通り私に実務経験がないこともあいまって、意外と勉強になった。国家資格になるべく奮闘しているからか、運営も熱心に行われている印象を受けた。

賃貸管理士講義の会場
TOC有明に同日程開催の会場が2つあって、そのうちの1つ

講義自体は、さすがに受験予備校の講師ほどおもしろくはない。講義中、眠っている受講生がいたことは事実だ。

また、民間から選ばれている講師は現場の実例に富んでおり理解容易で、講義としても分かりやすかった。それ以外の講師は、はっきりいって教科書をかいつまんで読み上げているだけだった。

賃貸管理士の教科書
教科書の分厚さ比較用にAmazon Echo Dotと2Lペットボトル

教科書は分厚いが、この1冊でほとんど完結するよう参考資料も付されているため実質的には 2/3 程度が試験範囲にあたる。それでも分量は多いため、講義では要点だけがふれられる。

試験に出やすいテーマ

それでは集中して聴講すべきテーマを列挙しておく。資格試験研究会の過去問分析によると、次の分野からの出題が多い傾向にある。

  1. 賃貸借契約の修繕
  2. 原状回復ガイドライン
  3. 設備における換気・消防
  4. 管理受託の委任・サブリースの転貸借の法的な理解
  5. 倫理憲章
  6. 税務

賃貸管理士自体、消費者保護の観点から設立された制度である。となると、試験問題も実際の現場で焦点となりがちなテーマから出題されるのはある意味当然である。とくに修繕や原状回復については統計的な裏付けもあり、非常に重視されている分野であるといえる。

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