投信積立でクレカ決済をすべくSMBCのカードを発行した。最近はナンバーレスの選択肢があり、スマホのアプリ設定ができるリテラシーがあるなら券面の印字はないほうが圧倒的に安心。

正直、クレカの仕組みは牧歌的な時代背景の発想で設計されており、セキュリティに関しては穴だらけだった。例えば今だとクレカを紛失して不正利用されれば、できるだけ速く発行元に連絡して止めてもらうしかない。
筋悪な設計を人手で必死にカバーしているわけだが、それでも番号盗用被害額は年間で 223.6億円 (2020) にのぼる。これは信用供与額の0.03%にあたり、発行元としても相応の補償費用は負担しているだろう。ナンバーレスが普及するにつれてコスト差が明らかになってきて、そのうち希望者にのみ券面に加工を行うようになると思う。