ふるさと納税なら手が届く 手摘み抹茶

気軽に本格的な抹茶や玉露を楽しみたい!

先日、業務スーパーで気まぐれに買った森半の宇治抹茶(ファスナー付きパック)が大変おいしくいただけた。いま思うと赤ちゃんのミルクを溶かしやすいように電気ポットを70℃で保温していたのが功を奏したか、いやはや「お手軽なのにここまでおいしいのか」と感動してしまった。

茶道具

お点前に使えるような茶葉だからといって気張らずに。手軽においしく楽しむのであれば、道具よりも茶葉と水温にこだわろう。

  • 抹茶 – 風情はないが、薄茶はミルクフォーマーでも点てられる。濃茶を練るには茶筅を使いたいところ。
  • 玉露 – 急須がなくともマグカップなどに出汁パックを入れて代用できる。
《茶筅による抹茶の撹拌》

手摘みの銘柄

ふるさと納税の返礼品に点前でも使える抹茶が用意されている。せっかくなので「手摘み」にこだわって選んでみよう。

最近は緑茶にも「シングルオリジン」の発想が入っており、農園と品種が開示された商品も見かける。ちなみに宇治茶の品種は 京都府農林水産技術センター に詳しい。

決め手はアミノ酸

日本の緑茶は旨味(アミノ酸)を重視した味わい深さが特徴。青海苔のような芳香も評価される。対してミネラル由来の渋み(カテキン類)は嫌厭される。

特に被覆して生産される抹茶と玉露において傾向が顕著で、遮光率100%の白葉茶では露地栽培に比べて収量が半分に落ちる代わりにテアニンなどのアミノ酸含量が 2倍超 に達する。

《右のうねが白葉化したチャノキ》

現在、宇治抹茶は各農園の工夫などが多岐にわたり消費者としては情報収集が難しい。例えば筆頭となる銘柄に「初昔」と名付けるといった慣行はあるが、業界で統一されているわけではない。地域で一定の規格を設けて国際ブランドにまで昇華させた 八女伝統本玉露 が先駆者になっている。

以上

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